ISO導入前チェック:顧客志向度と能力開発度

ISO必要度チェック
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ISO導入前「顧客志向度」チェック

次の項目でいくつ該当しますか?(1項目2点で点数を出してみてください)

□ 顧客とは誰かということを全社員が理解している
□ 顧客第一主義は社員に浸透している
□ クレーム対応を最優先に取り組んでいる
□ 顧客とのコミュニケーションは親密である
□ 既存顧客から新規顧客を紹介されることが多い
□ アフターサービスまでを商品だと認識している
□ 顧客の声に耳を傾け、商品やサービスに反映させている
□ 担当が変わるとクレームになることが多い
□ 自社にとっての顧客満足状態を全社員が理解している
□ 顧客の立場にたった提案を積極的に行っている

※解説はこちらをどうぞ↓

ISO導入前<顧客志向度>の解説

※優良は14点以上です。

ISOの基本的な考え方がこの顧客志向です。したがって、この度合いが高ければより良いISOシステムの構築が可能となります。

逆に低い会社は社員の意識改革も含めて、啓蒙活動が必要でしょう。ただ、ISOを導入するか否かという以前に、顧客志向はますます必要になることは間違いありません。

ISO導入を機にチャレンジするのもひとつの方法である。簡単に「顧客志向」と言いますが、顧客のニーズを正しく認識し、それに応えていくことは企業にとっての永遠のテーマでもあります。現状がどうあれこの点がISOでシステム化できれば魅力ある企業として飛躍していくことが可能となります。

ISO導入前「能力開発度」チェック

次の項目でいくつ該当しますか?(1項目2点で点数を出してみてください)

□ 教育・訓練の目的は明確である
□ 教育・訓練は計画に基づいて実施されている
□ 上司は部下の教育に積極的である
□ 社外の研修にも積極的に参加している
□ 日々意識して自己啓発を奨励している
□ 研修を受けた社員の意識は向上している
□ 講師を招いて研修することがある
□ 教育・訓練にかかる費用は惜しまない
□ 人材教育は経営者自らも行っている
□ 先輩社員は意識して後輩社員の面倒をみている

※解説はこちらをどうぞ↓

ISO導入前<能力開発度>の解説

※優良は12点以上です。

教育や訓練に対する会社の姿勢や社員の意識を図ります。常日頃の教育・訓練に対する考え方は、ISO導入教育の吸収度を左右します。

新しいことを学ぶには忍耐力が必要です。学ぶことに慣れているかどうかも大切な要素ですが、学んだことを業務に置き換えていく能力が取得スピードに影響を及ぼすことになります。

後述の「導入基礎力」でも解説しましたが、パソコン操作の習熟度は大きなポイントです。なにせISOでは文書化は不可欠です。例え学んだことが理解できたとしても、ISOを文書化する段階で行き詰まってしまっては元も子もありません。常日頃からパソコンに慣れ親しんでおくことをお勧めします。

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