ISO導入前チェックについて

ISO必要度チェック
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ISO導入前にチェックしてみよう!

ISOを導入するにあたっての企業の総合力を事前にチェックしてみましょう。

自社の強みや弱みを認識しておくことで、他社のISO成功事例や失敗事例が身近になり、ISO導入にあたっての準備の方法もわかってくるはずです。

チェックのポイントは以下の8つです。

1.「目標認識度」
2.「社内コミュニケーション度」
3.「組織安定度」
4.「組織成熟度」
5.「顧客志向度」
6.「能力開発度」
7.「導入準備段階」
8.「導入基礎力」

順番にチェックしてみましょう。

ISO導入前チェックの注意事項

この際、自社の現状を見つめ直す機会として率直に記入し、評価してみてください。自社の強み、弱みがわかってくれば、ISO取得活動の進め方もわかるでしょう。

ただ、気をつけいただきたいのは、ひとりだけでやらないことです。社長や専務あるいは社内情報の良くわかる人も含め、最低でも3人くらいでやって欲しいところです。

全員の傾向が一致していれば確かにそんな会社でしょうが、もし一致しなければ自社認識さえバラバラということになります。そうなるとISO以前に取り組むべき課題があるのではないのかということになります。

ISO導入前チェックの総合判定

ISO導入チェック前に判定結果のパターンをあげておきます。

1)全体の点数が高い場合

こういう企業は、自力でのISO取得も可能でしょう。あせらずに、今の社内のシステムをISOに準じていけば、そんなに難しくはないはずです。ただ、ISO規格要求事項を自社の業務に置き換えなければならない点に苦労するかもしれません。

2)目標認識度・導入基礎力・導入準備段階・能力開発度の点数が低い場合

基本的に、ISO導入には指導が必要だと考えられます。特に「導入基礎力」が低い場合は指導を仰ぐべきでしょう。ある程度の安定度と成熟度はあるのですから、しっかりとしたISOの考え方を取り入れれば急速に発展する可能性は大いにあります。

3)社内コミュニケーション度・組織安定度・組織熟成度・顧客志向度の点数が低い場合

まずは、経営指導を仰ぐべきでしょう。このままISOを導入すれば、潜在する組織の弱点を固定したり、あるいは混乱を招いたりする原因になりかねません。根本的な経営課題を解決した上で、ISO導入に取りかかることをおすすめします。

では、順番にチェックしてみてください。

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