ISO審査Q&A:内部監査関連:場面別!ISO使いこなし情報

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ISO審査Q&A:内部監査関連

ISO審査Q&A:内部監査
Q:8.2.2 内部監査a)で品質マネジメントシステムが3つのことに適合しているかとあります。ここで言う品質マネジメントシステムとは何を指すのでしょうか?

A:ISO内部監査で監査すべき対象は3つあるといっています。
1.個別製品の実現の計画
2.規格の要求事項
3.組織が定めた品質マネジメントシステムの要求事項

この3つについて適合性を判定する基準が必要なのです。よく勘違いされるのが、ISO品質活動のみや独自の手順書などと解釈しがちですが、全てにおいて監査することが正しい内部監査です。もちろん品質方針、品質目標は必須だと考えられます。


ISO審査Q&A:内部監査の不適合
Q:先日のISO審査の際に「内部監査の不適合はすべて是正処置すべき」と審査員から指摘を受けましたが、必要かどうかは当社の判断ではダメなのでしょうか?

A:通常、内部監査員は一般社員から選ばれますので、プロとはいえません。したがって、内部監査プログラムの責任者(例えば管理責任者)の内部監査の総合的な判断が重要だと思います。是正処置は再発防止が目的です。つまり、不適合の原因を取り除くことで同じ失敗をしないようにすることが大切です。
不適合に対する当面の応急処置と根本原因を解決する処置とは意味が異なりますので、責任者が再発の可能性を見極めるという点では、審査員が指摘した「すべて是正処置を」という見解も間違いとは言えません。もちろん再発の可能性がないものは、客観的に説明できれば、是正処置の必要はないことになります。


ISO審査Q&A:監査プログラム
Q:8.2.2 内部監査の項で、「監査プログラム」とありますが、何が監査プログラムに当たるのでしょうか?

A:JIS Q 19011の3.11 監査プログラムでは、「特定の目的に向けた、決められた期間内で実行するように計画された一連の監査。
参考:監査プログラムは、監査を計画し、手配し、実施するのに必要な活動のすべてを含む。」と定義されています。この定義を踏まえますと、
1.監査の手順・流れ(これは、規定などの手順書で明確になっていることでしょう)
2.監査計画書(実施部門、日時、監査員名、対象要求事項は必須。その他に、今回の監査での重視部門、重点項目なども明確になっていれば尚良し)
が必要です。もちろん、監査員及び対象部門への通達を行い、監査員が作成する「チェックリスト」も監査プログラムのひとつと言えるでしょう。更に、審査の時に使われる審査マトリックスは、品質マニュアルに責任・権限を表すマトリックスがあれば、代替できます。



ISO審査Q&A:内部監査プログラムの策定
Q:内部監査について、「監査の対象となるプロセス及び領域の状態と重要性を考慮して」監査プログラムを策定するとはどういうことですか?

A:品質マネジメントシステムが組織に定着しているかどうかをチェックする内部監査は、きわめて重要な業務です。活動の品質上の実績として、

1.顧客からのクレーム件数
2.受入検査不良率
3.工程内検査不良率
4.最終検査不良率

などのいずれもが良い結果に推移しているかどうかが品質マネジメントシステムの有効性を判定する材料になります。定期の内部監査とは別に、組織変更、工程変更、顧客からのクレーム、不適合発生などの重要な問題が起きたときは、臨時の内部監査を実施すると効果的です。
このように、形式的ではなく、状況に応じて実施することで、改善の機会を提供する活動としての内部監査が活きてくるということになるのです。


ISO審査Q&A:マネジメントレビューと内部監査
Q:「マネジメント・レビュー」の開催はどのように行なえばよいのでしょうか?また、内部監査とマネジメントレビューとはどのように関連づけるのでしょうか?

A:ISO規格では執行責任を持つ経営者がマネジメントレビューを行なうように要求しています。したがって、マネジメントレビューを行なう人は、品質方針を定めた経営者です。
品質マネジメントシステムがISO規格に適合し、かつ組織の実態に合わせて構築されているか、内外の変化に応じて適切な変更が行なわれているか、そして効率的に実施されているかどうかの評価がマネジメントレビューで行なわれることになります。この際、内部監査の報告が不可欠な要素と規定されているのです。
マネジメントレビューのポイントは品質方針を実施し、品質目標を達成するうえで、品質マネジメントシステムが有効であるかどうかを経営者自身が評価するという点です。

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